ISO認証取得までの経緯

 今、組織のあり方、サービスの質、職員の意識の改革、給与体系の見直し、改善が急務である。平成12年度より介護保険制度や平成15年度より支援費制度下において「限られた報酬の中でいかにお客様に選択して頂ける質の高いサービスを効率的に提供できるか」と言う難題に取り組んでいる。基礎構造改革の中で「サービスの質とその効率性の確保」が求められ、そのサービスの質を評価しようとする第三者評価機関が出来た。

 私も平成12年8月末に大阪府・府社協で11名内に選ばれ、厚労省の第三者評価者の研修を4日間受け、大阪府・府社協が行うモデル事業に3施設サーベヤーとしての経験をし、私共の施設でも不十分なマニュアルもあるためマニュアル策定委員会を作り、プライバシーの保護を含めたマニュアル作りを行う事にした。平成13年12月には、府社協の依頼によりモデル事業を受ける事になりサーベヤーが来園され、両方の経験を積んだ。平成14年6月より大阪府の依頼により福祉サービス第三者評価システム推進支援会議・大阪の委員として、第三者評価に対する共通項目等について議論を進めてきた。共通項目、サーベヤーの質、第三者評価機関をどこが認証するのか、又評価公表は、評価の認証問題等難題であった。

 さらに、事業の透明性の確保として積極的な情報提供が求められている。「契約」という概念を通じて顧客とサービス提供事業所が対等な関係になっている。これらのことを背景として弥栄福祉会の施設及び在宅サービスにおいてリスクマネージメントを踏まえ、サービスの質を確保・維持向上できる体系的なマネージメントシステムを構築するために、今までの福祉QC活動も生かし品質マネージメントシステムの国際標準規格ISO9001:2000の認証取得(審査登録)に取組んだ。

 準備期間として平成12年度よりペリージョンソンレジストラのISO取得説明会を受講、福祉施設士会のTQM・ISO研修の実践を受講、老人・児童施設が取組んだISOの実践を受講等行い、平成14年度からISO推進委員会を事業計画にうたう事となった。平成14年5月17日から委員会活動を開始し、福井県の実践施設に全職員3班に分け研修、兵庫県の実践施設にはISO推進委員のメンバー6人が2回に分けて研修、日本小集団活動協会におけるISO研究会受講等を重ねた。

 このような経緯から法人全事業所が認証取得を目指し委員の構成等検討を重ねコンサルタントを含み、平成14年10月5日から本格的に動き出す事となる。委員15名・特別委員(理事長・事務長)2名コンサルタント1名を含み18名の委員を5グループに分け、ISO要求事項から福祉用語へ訳す事から初め、文書類の整合・品質方針を制定し、弥栄福祉会独自の品質マニュアルの作成をおこない、適用する製品プロセス又はサービスにおいては、『身体障害者療護施設くまとり弥栄園、特別養護老人ホーム弥栄園、デイサービスセンター弥栄園、ホームヘルパー派遣事業弥栄園・くまとり弥栄園、ケアプランセンター弥栄園における福祉サービス活動』とし、直接サービスだけが支援ではなく、間接支援から入園者・利用者に満足していただけるよう、付加価値の高い質の良いサービス提供を行っていく事をPDCAに当て込んでいく事とした。

 要求事項全てを満たして平成15年11月18日にISO9001:2000の取得となる。

 平成23年9月のサーベイランスでは、ヘルパーステーション、やさかホーム、多機能型事業所やさかの拡大審査で認証を受けた。H24年8月、3回目となる更新審査を受審した。H25年9月にサーベイランスを受審、H26年8月にサーベイランスを受審、H27年8月には、4回目の更新審査を受審した。
H28年8月、サーベイランスを受審。平成28年度はISO9001:2015の移行に向け、ISO推進委員会において品質マニュアルの作成を検討し12月に改定し運用しているところである。

平成29年8月の審査はISO9001:2015移行審査として受審する。

社会福祉法人 弥栄福祉会
理事長 岩田 悛 二

ISO認証取得

ISO登録証
登録番号
Q926
適用規格
JIS Q 9001:2008(ISO9001:2008)
適用する製品、プロセス又はサービス
障害者支援施設、特別養護老人ホーム及び在宅事業所(デイサービスセンター・ケアプランセンター・ホームヘルパー派遣事業(居宅介護・重度訪問介護・移動支援・同行援護含む)・共同生活援助・多機能型(生活介護・就労継続支援B型))における福祉サービス活動(適用除外項目:なし)
初回発行日
2003年11月18日
認証機関
一般財団法人ベターリビング 
  システム審査登録センター
    東京都千代田区富士見2丁目7番2号
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